「窓のあたりからスースーと風が入ってくる」「外の車の音や人の声がうるさくて落ち着かない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
サッシの隙間風や音漏れは、快適な住環境を大きく損なう原因となるだけでなく、冬場の寒さや冷暖房の効率低下にも直結します。
この記事では、サッシに関する隙間風や防音の問題を、リフォームによってどう解決できるのかをわかりやすく解説します。対策の方法や、リフォーム業者を選ぶ際の注意点についてもご紹介していますので、窓まわりにお悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてください。
サッシから隙間風や音が入る原因とは?
経年劣化によるパッキンの摩耗
サッシの気密性を保っているのは、窓枠とガラスの間にある「パッキン」や「モヘア」と呼ばれる部品です。これらは長年使用することで劣化・摩耗し、隙間ができることで風や音が入りやすくなります。
建物の歪みや施工不良
木造住宅では経年変化により建物が微妙にゆがむことがあります。
これによりサッシのフレームがズレて密閉性が落ちてしまうケースも。
また、最初の施工精度が悪い場合も隙間ができやすくなります。
単板ガラスの使用
古い住宅や賃貸住宅に多く見られる「単板ガラス(1枚ガラス)」は、断熱・防音性能が低いため、外気や音がそのまま伝わってしまう原因になります。

なぜ今、窓・サッシのリフォームが注目されているのか
近年、電気代やガス代などの光熱費が上昇傾向にあることから、「断熱性の高い住まい」への関心が全国的に高まっています。窓は住宅全体の熱の出入りのうち約5割を占めるとされており、古いサッシやガラスのままでは冷暖房効率が著しく低下します。
また、テレワークや在宅時間の増加により、「静かな室内環境」へのニーズも上昇しています。防音性の高い窓・サッシへのリフォームは、集中力や睡眠の質の向上にも直結するため、多くの家庭で検討されています。
こうした背景から、サッシのリフォームは単なる修繕ではなく、住宅の価値を高める投資として注目されているのです。
補助金・助成金の活用について
サッシのリフォームは費用がかかるイメージがありますが、国や自治体の補助金制度を活用すれば、自己負担を大幅に軽減できます。
たとえば、「先進的窓リノベ事業」では、断熱性能を高める内窓設置やサッシ交換などに対して補助金が支給されます。工事内容や対象窓の性能によって異なりますが、1窓あたり数千円〜数万円、全体で十万円単位の補助が出ることもあります。
ただし、補助金には事前申請が必要であり、登録された事業者による施工が条件となる場合が多いため、計画段階での確認が重要です。
地域によっては、さらに上乗せ補助が出るケースもあるので、お住まいの自治体の最新情報も必ずチェックしましょう。
リフォームでできる対策方法
パッキン・戸車の交換
隙間風対策の第一歩として、劣化したパッキンや戸車を交換することで、密閉性を改善できます。
比較的低コストで対応できるメンテナンスです。
サッシ自体の交換
劣化がひどい場合や、断熱・防音性能を高めたい場合には、サッシ自体を断熱性・気密性に優れたものに交換するのが有効です。アルミ樹脂複合サッシや樹脂サッシなどが人気です。
内窓(インナーサッシ)の設置
既存の窓の内側にもう一つ窓を取り付ける「内窓(二重窓)」は、隙間風・騒音・断熱すべてに効果的なリフォームです。工期も短く、補助金制度を活用できることもあります。
ガラスの交換
単板ガラスから「複層ガラス(ペアガラス)」や「防音合わせガラス」に交換することで、音漏れや断熱性が大幅に改善されます。防音目的の場合は、遮音性能の高いガラスを選びましょう。
リフォームで得られる5つのメリット
- 室内が静かになり、生活のストレスが減る
- 隙間風が減り、冬でも快適な温度を保てる
- 冷暖房の効率がアップし、省エネ・節電に繋がる
- 外気の侵入が減り、アレルギーや花粉症対策にも
- 補助金制度や助成金を活用すれば、負担も軽減

よくある質問(Q&A)
Q1. サッシの交換って大掛かりな工事になりますか?
A1. 状況にもよりますが、標準的なサイズの窓であれば、1ヶ所のサッシ交換工事はおおよそ半日から1日程度で完了します。大規模な足場設置や外壁の補修を伴わない限りは、室内側からの作業が中心となるため、生活への支障も最小限に抑えられます。また、事前の現地調査で施工内容を把握し、工期や工法の調整も可能なので、安心してご依頼いただけます。
Q2. 内窓は賃貸住宅でも設置できますか?
A2. はい、内窓の多くは壁や窓枠に大きな加工を加えずに設置可能な製品が増えており、賃貸住宅でも設置できるケースが多いです。たとえば、ビス止め不要な仮固定式の内窓や、簡易型の防音パネルなど、賃貸向けの商品も多数登場しています。ただし、物件の管理会社や大家さんによって対応が異なるため、設置前には必ず許可を取るようにしましょう。
Q3. 防音性能を重視するなら、どのガラスがいいですか?
A3. 防音性能を重視する場合、「防音合わせガラス」や「Low-E複層ガラス(遮音タイプ)」などがおすすめです。防音合わせガラスは、2枚のガラスの間に防音フィルムを挟み込んでおり、音を吸収・遮断する効果に優れています。一方で、Low-E複層ガラスは断熱と防音の両方を兼ね備えているため、騒音と温度対策を同時に行いたい方に最適です。設置する部屋の用途(寝室・リビングなど)や周囲の騒音レベルに応じて最適なタイプを選ぶと良いでしょう。
Q4. 冬だけでなく夏も効果はありますか?
A4. はい、断熱性能の高いサッシやガラスは夏の冷房効率を高める効果もあります。外からの熱気が室内に伝わりにくくなることで、エアコンの稼働時間を短縮でき、冷房費の削減にもつながります。また、紫外線の侵入も抑えられるため、家具や床材の日焼け防止にも効果的です。季節を問わず快適な住環境づくりに貢献します。
Q5. 音の種類によって、防音効果は違いますか?
A5. はい、音の種類によって効果は異なります。たとえば、人の声やテレビの音などの高音域は比較的遮断しやすいのに対し、車の走行音や重低音のような低音域は遮断が難しいとされています。そのため、防音対策を強化したい場合は、防音合わせガラスや内窓の併用がおすすめです。組み合わせによって広い帯域の音を効果的にカットできるため、より静かな環境を実現できます。
まとめ
サッシの隙間風や音漏れは、放置していても改善されることはありませんが、適切なリフォームを施すことで大きく改善できます。
とくに大阪のような交通量の多いエリアや気温差のある地域では、防音・断熱の強化は住環境の質を高めるために欠かせません。
プラスワンでは、サッシや窓の工事を含めた住宅・店舗のトータルリフォームに対応しており、現地調査からプラン提案、工事・アフターケアまで一括でご相談いただけます。1ヶ所からでもお気軽にご相談ください。
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