店舗の入口ドアを自動ドア化するメリットと工事費用【大阪】
「お客様が入店しづらそうにしている」
「両手に荷物を持ったお客様が困っている」
「高齢のお客様がドアを開けるのに苦労されている」
店舗を経営されている皆様、このような場面を目にしたことはありませんか?
店舗の入口ドアは、お客様との最初の接点であり、入店のしやすさが売上に直結する重要な要素です。手動ドアから自動ドアへの改修は、バリアフリー対応や衛生面の向上だけでなく、お客様の入店心理的ハードルを下げ、客数増加につながる効果的な投資として注目されています。
この記事では、店舗の入口ドアを自動ドア化するメリットから、大阪エリアでの工事費用、既存ドアからの改修方法、補助金の活用まで、店舗経営者の皆様が知っておくべき情報を詳しく解説します。お客様に選ばれ続ける店舗づくりの参考にしてください。
自動ドア化が店舗にもたらす5つのメリット
1. 入店心理的ハードルの大幅低下
手動ドアには、お客様が入店をためらう様々な心理的障壁が存在します。「ドアを開けると店員と目が合って断りにくくなるかも」「中の様子がわからないから入りにくい」「重いドアを開けるのが面倒」——こうした無意識の抵抗感が、潜在顧客を逃す原因となっています。
自動ドアはこれらの心理的ハードルを大きく下げます。ドアの前を通りかかったお客様が「ちょっと見てみようかな」と思った瞬間、自然にドアが開くことで、スムーズな入店を促すことができます。特に初めて訪れるお客様にとって、自動ドアは「誰でも歓迎されている」というメッセージを無言で伝える効果があります。
実際に、手動ドアから自動ドアに変更した店舗では、入店客数が平均で15〜30%増加したという調査結果もあります。これは単に利便性が向上しただけでなく、「入りやすい雰囲気」が醸成されたことによる効果です。大阪のような競争が激しいエリアでは、この差が売上に大きく影響します。
2. バリアフリー対応による顧客層の拡大
日本の高齢化率は年々上昇しており、2025年には65歳以上の人口が全体の30%を超えると予測されています。大阪エリアも例外ではなく、高齢者や身体が不自由な方への配慮は、もはや「あれば良い」ではなく「必須」の要素となっています。
車椅子利用者にとって、重い手動ドアは大きな障壁です。自力でドアを開けることが困難なため、介助者が必要になったり、そもそも入店を諦めてしまうケースも少なくありません。自動ドアがあれば、車椅子のまま自由に出入りでき、介助者の負担も軽減されます。
また、ベビーカーを押す親御さんにとっても、自動ドアは非常にありがたい設備です。片手でベビーカーを押しながら重いドアを開けるのは困難で、場合によっては入店を諦める理由になります。自動ドアなら、ベビーカーを押したままスムーズに入店でき、子育て世代の利用促進につながります。
高齢者の方々も、年齢とともにドアの開閉が負担になってきます。特に関節痛や筋力低下がある場合、重いドアを開けること自体が苦痛となり、外出頻度の減少につながります。自動ドアは高齢者の方々にとって「また来たい」と思える店舗の重要な要素です。
両手に買い物袋を持ったお客様、大きな荷物を運ぶ配送業者、松葉杖や杖を使用している方——自動ドアは、様々な状況のお客様すべてに快適な出入りを提供し、結果として顧客層の拡大と売上向上に貢献します。
3. 衛生面の向上と感染症対策
新型コロナウイルス感染症の流行以降、非接触での行動が日常的に意識されるようになりました。手動ドアの取っ手は不特定多数の人が触れるため、感染症のリスクポイントとなります。特に飲食店や医療施設、高齢者施設などでは、衛生管理が経営上の重要課題です。
自動ドアなら、ドアノブに触れることなく出入りできるため、接触感染のリスクを大幅に低減できます。これは衛生面での実質的なメリットだけでなく、お客様に「この店は衛生管理に配慮している」という安心感を与える効果もあります。
飲食店では、厨房スタッフがドアノブを触らずに出入りできることで、調理中の衛生管理レベルが向上します。手動ドアの場合、ドアを開けるたびに手洗いが必要になりますが、自動ドアなら作業効率を落とさずに衛生を保てます。保健所の衛生検査でも、非接触設備の導入は高く評価されるポイントです。
また、アレルギー体質のお客様や免疫力が低下している方にとって、不特定多数が触れる場所を避けられることは大きな安心材料となります。こうした細やかな配慮が、顧客満足度とリピート率の向上につながります。
4. 冷暖房効率の向上と光熱費削減
手動ドアの場合、お客様の出入りのたびにドアが長時間開いたままになることがあります。特に混雑時や、お客様が立ち話をしている時など、ドアが開放状態になる時間は想像以上に長くなります。これにより、夏は外の熱気が侵入し、冬は暖かい空気が逃げてしまい、冷暖房効率が著しく低下します。
自動ドアは、人が通過すると必要最小限の時間だけ開き、すぐに閉まります。このため、室内の温度を一定に保ちやすく、冷暖房の効きが格段に向上します。特に大阪の夏の猛暑や冬の寒さを考えると、この差は大きな意味を持ちます。
50坪程度の店舗で自動ドア化を実施した場合、年間の冷暖房費が約10〜20%削減できるというデータもあります。金額にすると年間10万円〜30万円程度の節約になり、5〜7年で自動ドア設置費用を回収できる計算です。さらに、室内温度が安定することで、お客様・従業員の快適性も向上し、長時間の滞在や作業効率の向上にもつながります。
また、エアコンへの負荷が減ることで、設備の寿命延長効果も期待できます。頻繁な温度変動はエアコンに大きな負担をかけますが、自動ドアによって温度変動が抑えられれば、エアコンの故障リスクが低減し、メンテナンスコストの削減にもつながります。
5. 店舗イメージの向上とブランド価値の強化
自動ドアは、店舗に「先進的」「清潔」「顧客重視」といった好印象を与えます。特に飲食店や美容室、クリニックなど、お客様が店舗の雰囲気を重視する業種では、入口の印象が来店意欲に大きく影響します。
自動ドアは「お客様を大切にしている店」という無言のメッセージを伝えます。バリアフリーへの配慮、衛生面への意識、快適性の追求——これらすべてが自動ドア一つで表現され、ブランド価値の向上につながります。
SNS時代においては、店舗の雰囲気や設備が口コミやレビューで広く共有されます。「入りやすい」「バリアフリー対応」といったポジティブな評価は、新規顧客の獲得に直結します。逆に「入口が重くて開けにくい」「車椅子で入れなかった」といったネガティブな評価は、想像以上に集客に悪影響を及ぼします。
競合店との差別化という観点でも、自動ドアは有効です。同じような商品・サービスを提供している店舗が並ぶ商店街やショッピングモールでは、入口の雰囲気が選ばれる理由になることも少なくありません。自動ドアの有無が、お客様の「どちらの店に入ろうか」という判断を左右する可能性があります。

自動ドア化の方法と工事の流れ
既存ドアから自動ドアへの改修方法
既存の手動ドアを自動ドア化する方法には、主に3つのアプローチがあります。それぞれにメリット・デメリットがあり、店舗の状況や予算に応じて最適な方法を選択することが重要です。
【方法1】既存ドアの自動化改修
現在使用しているドアをそのまま活かし、自動ドア開閉装置を後付けする方法です。ドアの上部に開閉機構(ドアエンジン)を設置し、センサーと連動させることで自動化を実現します。この方法の最大のメリットは、既存のドアを撤去せずに済むため、工事費用を抑えられることです。
ただし、すべてのドアが自動化に適しているわけではありません。ドアの重量や材質、建付けの状態によっては対応が困難な場合もあります。また、開閉速度や安全性の面で、専用設計の自動ドアには及ばないケースもあります。現地調査で既存ドアの状態を詳しく確認し、自動化改修が適切かどうかを判断する必要があります。
【方法2】スライド式自動ドアへの全面交換
最も一般的な方法が、既存ドアを撤去して新しいスライド式自動ドアに交換することです。開口部のサイズに合わせて専用設計された自動ドアを設置するため、スムーズな動作、高い安全性、優れた断熱性能を実現できます。
スライド式自動ドアには、片引き(ドアが片側にスライド)と両引き(中央から左右に開く)があり、開口部の幅や設置スペースに応じて選択します。両引きの方が開口幅を広く取れるため、車椅子やベビーカーの通行がよりスムーズになりますが、設置スペースと費用は増加します。
全面交換のデメリットは初期費用が高くなることですが、長期的な耐久性、メンテナンス性、機能性を考えると、最も確実で安心な選択肢です。特に築年数が経過した建物や、既存ドアの劣化が進んでいる場合は、この機会に全面交換することをおすすめします。
【方法3】スイング式自動ドアへの交換
開口部が狭く、スライド式の設置が困難な場合は、スイング式(開き戸式)の自動ドアを選択することもできます。見た目は通常の開き戸と同じですが、センサーに反応して自動で開閉します。既存の開き戸の枠をそのまま利用できるケースも多く、比較的低コストで自動化が可能です。
ただし、スイング式はドアの開閉に前後のスペースが必要になるため、通行の妨げにならないよう注意が必要です。また、開閉速度や安全装置の設定が不適切だと、ドアにぶつかる危険性もあるため、専門業者による慎重な設計・施工が求められます。
自動ドア設置工事の標準的な流れ
STEP1:現地調査・ヒアリング(工事の2〜3週間前)
まず専門スタッフが店舗に伺い、現状の詳細な確認を行います。開口部のサイズ測定はもちろん、建物の構造(鉄骨造・RC造・木造など)、天井高、電源の位置、周辺環境などを総合的に調査します。スライド式を設置する場合は、ドアが収納されるスペースが確保できるかも重要なチェックポイントです。
お客様からは、自動ドア化の目的や優先したい機能についてヒアリングします。バリアフリー対応が主目的なのか、衛生面の向上を重視するのか、それとも省エネ効果を期待するのかによって、最適な製品やセンサーの種類が変わってきます。また、営業への影響を最小限にするための工事スケジュールも、この段階で綿密に計画します。
STEP2:製品選定・設計・お見積もり
現地調査の結果をもとに、最適な自動ドアのタイプ、グレード、センサーの種類を提案します。自動ドアメーカーは複数あり、それぞれに特徴があります。耐久性を重視するか、デザイン性を優先するか、あるいは特殊な機能(防犯・防火など)が必要かによって、選定する製品が変わります。
設計段階では、センサーの検知範囲や開閉速度、安全装置の設定など、細かな仕様を決定します。高齢者の利用が多い店舗では開閉速度をゆっくりに設定し、ビジネス街の店舗では素早い開閉でスムーズな通行を優先するなど、店舗の特性に合わせた調整が重要です。
見積書には、製品代金、工事費、電気工事費、既存ドア撤去費、廃材処理費、諸経費などが明記されます。補助金が利用できる場合は、申請手続きのサポートも行います。この段階で不明点や不安な点があれば、納得いくまで説明を受けることが大切です。
STEP3:製品発注・工事準備
正式にご契約いただいた後、メーカーに自動ドアを発注します。標準品であれば納期は1〜2週間程度ですが、特注品やカスタマイズが必要な場合は3〜4週間かかることもあります。
製品の到着を待つ間に、工事に必要な各種手続きや準備を進めます。電気工事が必要な場合は電力会社への申請、建物の構造に影響する工事の場合は建築確認、消防設備に関わる場合は消防署への届出など、法令に基づいた適切な手続きを行います。
また、営業中の工事となる場合は、お客様への事前告知の準備もサポートします。店頭ポスターやSNS告知の文面作成、工事日程の最終調整などを行い、営業への影響を最小限に抑える計画を立てます。
STEP4:既存ドアの撤去・開口部の調整(工事1日目)
工事当日は、まず既存ドアの撤去から始めます。ドア本体だけでなく、枠やドアクローザーなども丁寧に取り外します。この際、周囲の壁や床を傷つけないよう、養生シートでしっかりと保護します。
既存ドアを撤去した後、開口部の状態を確認します。長年の使用で枠が変形していたり、隙間が生じていたりする場合は、この段階で補修します。また、新しい自動ドアの枠を設置するために、開口部のサイズ調整や補強工事が必要になることもあります。
電源工事も同時に進めます。自動ドアは100V電源が必要なので、近くにコンセントがない場合は配線工事を行います。配線は壁内や天井裏を通して目立たないように施工し、美観を損ねないよう配慮します。
STEP5:自動ドアの設置・調整(工事2日目)
新しい自動ドアの枠を設置し、水平・垂直を正確に調整します。わずかな傾きも動作不良の原因となるため、レーザー水準器などを使用して精密に位置決めします。枠がしっかり固定できたら、ドア本体を吊り込み、センサーや制御装置を取り付けます。
すべての部品が取り付けられたら、動作テストを繰り返し行います。開閉速度、センサーの反応範囲、安全装置の作動確認など、細かくチェックします。お子様の身長でもセンサーが反応するか、車椅子でもスムーズに通過できるか、荷物を持った状態でも問題ないかなど、様々なシチュエーションを想定してテストします。
STEP6:仕上げ・清掃・お引き渡し
動作確認が完了したら、周辺の仕上げ作業に移ります。壁との隙間をコーキング材で埋め、防水・気密性を確保します。床との段差がある場合は、スロープを設置してバリアフリー対応を完璧にします。
養生シートを撤去し、工事で出た粉塵や汚れを徹底的に清掃します。廃材も適切に分別・搬出し、現場を元通りの美しい状態に戻します。最後に、お客様立会いのもとで最終的な動作確認を行い、使用方法や注意点を説明します。緊急停止ボタンの位置や、停電時の対処法、日常的なメンテナンス方法なども丁寧にお伝えします。
自動ドア化の費用相場(大阪エリア)
新規設置の費用相場
| 自動ドアのタイプ | 標準グレード | 高性能グレード |
|---|---|---|
| 片引きスライド式 | 60〜90万円 | 90〜130万円 |
| 両引きスライド式 | 80〜120万円 | 120〜180万円 |
| スイング式(開き戸) | 50〜80万円 | 80〜120万円 |
| 既存ドア自動化改修 | 40〜70万円 | 70〜100万円 |
※上記費用には、製品代・工事費・電気工事・既存ドア撤去・廃材処理・諸経費が含まれます。
費用の内訳と追加オプション
自動ドアの設置費用は、いくつかの要素で構成されています。本体価格が全体の50〜60%を占め、残りが工事費や付帯工事の費用となります。本体価格はメーカーやグレードによって大きく異なり、海外製の安価な製品から国産の高品質製品まで幅広い選択肢があります。
工事費には、既存ドアの撤去、開口部の調整、枠の設置、ドア本体の取り付け、動作確認などが含まれます。建物の構造や既存ドアの状態によって、追加の補強工事や調整作業が必要になることもあり、その場合は費用が増加します。
電気工事は、自動ドア本体の電源確保のために必要です。近くにコンセントがあれば最小限の工事で済みますが、配線を長距離引く必要がある場合や、分電盤からの専用回路を設ける場合は、別途5〜15万円程度の費用がかかります。
オプション機能を追加する場合は、それぞれに費用が発生します。タッチスイッチ(手動でも開閉できるボタン)は3〜5万円、防犯カメラとの連動システムは10〜20万円、夜間セキュリティモード(営業時間外は自動開閉を停止)は5〜10万円程度が目安です。防火ドア仕様にする場合は、通常の自動ドアより30〜50万円ほど高くなります。
ランニングコストと投資回収
自動ドアを設置した後、毎年のランニングコストも考慮する必要があります。最も大きいのは定期メンテナンス費用で、年1〜2回の点検・調整で年間3〜5万円程度が一般的です。このメンテナンスを怠ると、故障のリスクが高まり、かえって高額な修理費用がかかることになります。
電気代は、自動ドアの稼働時間や開閉頻度によって変わりますが、1日10時間営業の店舗で月額1,000〜2,000円程度です。省エネタイプの製品を選べば、さらに電気代を抑えられます。
投資回収の観点から見ると、自動ドア化による売上増加効果は無視できません。入店客数が15〜30%増加すれば、客単価3,000円の飲食店なら月商で30〜60万円の増収になります。初期投資80万円の自動ドアなら、わずか1〜2年で回収できる計算です。
さらに、光熱費削減効果も加味すれば、実質的な投資回収期間はさらに短くなります。長期的に見れば、自動ドア化は確実にプラスのリターンをもたらす投資と言えるでしょう。
よくある質問(Q&A)
Q1. 既存のスチールドアやアルミドアを自動化できますか?
A1. 多くの場合、既存ドアの自動化は可能ですが、ドアの状態や構造によっては難しいケースもあります。
自動化改修が可能な条件として、まずドアが適切な重量範囲内であることが必要です。重すぎるドアは自動開閉装置に過大な負荷をかけ、故障の原因となります。また、ドアの建付けが良好で、歪みやガタつきがないことも重要です。既存の蝶番や枠がしっかりしていないと、自動化装置を取り付けても正常に動作しません。
現地調査で既存ドアを詳しく確認し、自動化改修が適切かどうかを判断します。もし既存ドアの劣化が進んでいる場合や、より高性能な自動ドアを求める場合は、全面交換をおすすめします。プラスワンでは、お客様のご要望と予算に応じて、最適なプランをご提案いたします。
Q2. 自動ドアの耐用年数はどのくらいですか?
A2. 適切なメンテナンスを行えば、自動ドアは15〜20年使用できます。
自動ドアの寿命を左右する最大の要因は、定期メンテナンスの実施状況です。年1〜2回の専門業者による点検・調整を行っている自動ドアは、20年以上問題なく稼働している事例も多くあります。逆に、メンテナンスを怠ると、5〜7年で重大な故障が発生し、高額な修理や早期交換が必要になることもあります。
使用頻度も耐用年数に影響します。1日の開閉回数が100回程度の店舗と、1,000回を超える大型商業施設では、部品の摩耗速度が大きく異なります。ただし、使用頻度が高い場合でも、それに応じたメンテナンス頻度を増やせば、長期間の使用が可能です。
主要部品の交換時期の目安としては、ドアエンジン(開閉装置)が10〜15年、センサーが7〜10年、ゴムパッキンなどの消耗品が3〜5年程度です。これらを適切なタイミングで交換していけば、本体を長く使い続けることができます。
Q3. 停電時はどうなりますか?手動で開けられますか?
A3. はい、停電時でも手動で開閉できるよう設計されています。
現代の自動ドアは、停電などの緊急時を想定した安全設計がされています。電源が切れると自動的にロックが解除され、手動で押し開けられる状態になります。避難経路となる出入口の自動ドアには、この機能が法令で義務付けられています。
さらに安心を求める場合は、バッテリーバックアップ機能付きの自動ドアを選択することもできます。この機能があれば、停電時でも数時間は自動開閉が維持され、避難や営業継続がスムーズに行えます。特に災害時の対応を重視する店舗や、高齢者施設、医療機関などでは、この機能を標準装備することをおすすめします。
日常的な点検として、定期的に手動開閉テストを行うことも大切です。いざという時にスムーズに開けられるよう、従業員の方々にも手動開閉の方法を周知しておくことが推奨されます。
Q4. 補助金は利用できますか?
A4. バリアフリー関連の補助金・助成金が利用できる場合があります。
大阪市では、店舗のバリアフリー化を支援する補助金制度があります。「大阪市福祉のまちづくり整備促進事業補助金」では、自動ドア設置費用の一部(通常、工事費の1/2〜2/3、上限50〜100万円)が補助される可能性があります。ただし、対象となるのは一定規模以上の店舗や、不特定多数が利用する施設に限定される場合が多いです。
また、省エネ効果が認められる自動ドアの場合、「大阪府中小企業者等省エネ・省CO2設備導入支援補助金」の対象となることもあります。この場合、断熱性能の高い自動ドアを選択することが条件となります。
補助金制度は年度ごとに内容が変更されたり、予算枠が限られているため、早めの申請が重要です。プラスワンでは、最新の補助金情報のご提供から申請書類の作成サポートまで、一貫してお手伝いいたします。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
店舗の入口ドアの自動化は、お客様の利便性向上と売上増加を実現する効果的な投資です。
入店心理的ハードルの低下、バリアフリー対応、衛生面の向上、光熱費削減、店舗イメージの向上——これらすべてのメリットが、自動ドア一つで実現できます。初期投資は決して安くありませんが、売上増加効果と光熱費削減を合わせれば、数年で投資回収が可能です。
大阪のような都市部では、高齢者や障がい者、子育て世代など、多様なお客様への配慮が競争力の源泉となります。「誰もが入りやすい店」という評判は、SNSやクチコミで広がり、新規顧客の獲得にもつながります。
プラスワンでは、現地調査から製品選定、施工、アフターメンテナンスまで、自動ドア化を一貫してサポートいたします。営業を続けながらの工事計画、補助金申請のお手伝い、お客様の店舗特性に合わせた最適な提案で、理想の店舗づくりを実現いたします。
「お客様にもっと入りやすい店にしたい」「バリアフリー対応を進めたい」とお考えの店舗経営者の皆様は、まずは無料の現地調査・お見積もりからご相談ください。経験豊富な専門スタッフが、皆様の店舗に最適な自動ドア化プランをご提案いたします。
『プラスワン』の一括リフォーム体制
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プラスワンでは、リフォームが初めての方にも安心してご相談いただけるよう、初回のヒアリングから丁寧にサポートを行っています。お客様のご要望や生活スタイルをしっかりと伺い、最適なリフォームプランをご提案することを心がけております。
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